Monday, March 17, 2008

正しそうなもののために使っても、間違う科学は…まだ間違う科学ばかりだ

科学とは完成に中立である。例えば、「これは良くて、それは悪い」とか、「皆とうまくやりなさい」とか、絶対言えないのだ。また、一番いい暮らし方とか、どんな生活のほうがいいかと決めることが目的ではない。それでも、「これは論理的でも、それは論理的ではない」とたしかに言えるのだ。科学は目的が現実のことを説明することだ。

だから、動物愛護の活動した人たちに(Skeptic Magazineの記事から)、「動物実験は悪事だ!その上、人間と動物の違いも広すぎるし、コンピューターモデルだけ使ってもいいし、実は科学や医学を進めることさえできないのだ!」と言われると、そういう気持ちが分かる気がしても、私は賛成できない。必ずしも動物実験の方法の全てに賛成するわけではない。これどころか、わけもなく動物をひどく扱ってしまうことが多すぎると思っている。でも、動物実験は悪いということにならない。倫理的に言えば、どれほど無事に他の方法が使えるか、どれほど不必要に苦しめずに動物を使った実験するか、決めなければいけない。科学的に言えば、現在も動物実験は最も役立つ実験のタイプだ
…と思っている。

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